鳴和の里すぎな会
「鳴和の里すぎな会」は精神に障がいのある人と生活を共にする家族を支援する会です。
1973年(昭和48年)に誕生し、今年で30年を迎えました。
ひとりで悩まないで、是非一度家族会をお訪ねください。
仲間がいます。
研修会やゆっくりくつろげる行事もあります。
一緒に支え合い元気になりましょう。
- 家族会は同じ体験を持つもの同士、語り合い、支え合う会です。
- 研修会や定例会などで、病気の知識や対応の仕方、精神保健福祉の情報を学びます。
- 家族会活動は地域福祉につながる、ボランティア活動です。
- 住みよい福祉制度の充実を目指して、行政や地域へ働きかけをしています。
会員の皆さんの声
子どもが「鳴和の里」に通所するに際し、施設長さんの紹介で、緊張して初めての例会に参加しました。
病気のことや子どもとの接し方がわからず不安な日々を過ごしていた時に、会員からお話を伺い、”私だけじゃないんだ”と思いました。
例会ごとに不安なことや、分からないことを話し合いできるので、心が軽くなります。
家族同士が、それぞれの苦しみを吐き出し、語り合う中で「あなたもそうだったの・・・」と。簡単に解決できるものではありませんが、ただただ、つながっていく場です。
すぎな会は、苦悩を共有し歩む場でありたい。
家族会に混ぜていただいて30年余りになります。
この間、安らぐ時間もなく、「なぜ産んだのか」と責められてもいきてこられたのは、家族会があったからと思っています。
妹が「鳴和の里」に通所し始めた時に家族会に入会しました。当初は母が出席していましたが、高齢になったためもあり、私が出席しています。母は5年前に死去。
妹は軽い知的障害もあり面倒ばかりかけるので、嫌気がさしています。
会に出ると、どの家族も悩みを抱えていることが分かり、いやされます。
家族が精神疾患と診断された時、驚き混乱し、自分を責め、誰にも相談できずにいました。あのときの苦しさは忘れられません。何とかしたい、役立つ情報がほしいと思っていた時、病院の家族教室で知り合った方に、鳴和の里(含・すぎな会)を紹介して頂きました。
家族会に参加し話を聞いてもらい、皆さんの話を聞いて、自分だけではないと安堵しました。家族会に出るととても勉強になります。
家族会に入ったら、家族の病気のことが世間にしれるのではないかと心配しましたが、全くその様なことはありませんでした。
お気軽にお問い合わせください。
📞 076-252-7344
開所時間 9:00-16:00[土・日・祝日を除く]